サザエさん像再建募金

サザエさんをタラちゃんのもとに!  サザエさん像再建へ,募金活動を始めます

募集終了

233,000
支援者
45
最低必要金額
200,000
目標金額
200,000
募集終了まで
0
達成率:
117%

プロジェクトオーナー

「サザエさんの会」会長
「サザエさん通り」を生かしたまちづくり推進協議会 会員

東京都世田谷区桜新町に続く全国で2番目の早良区「サザエさん通り」を生かしたまちづくりを進める活動を,周辺の地域や学校,企業,団体とともに行っています。

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サザエさん像再建募金

 平成27年7月,福岡市早良(さわら)区の「サザエさん通り」の基点のひとつ,シーサイドももち海浜公園のサザエさんシルエット像が,心無い人によって壊されるという事件が起きてしまいました。 私たちは地元の宝であるサザエさんを早く元通りにしたい,また,活動を通じて多くの方の関心を集め2度とこのような事件が起きないようにしたいとの思いから,皆様の力をお借りして再建資金を募り,福岡市へ寄付したいと考えています。

プロジェクトの目的/課題認識

■サザエさんと福岡
 そもそも,「なぜサザエさんと福岡が関係あるの?」と思われた方も多いかもしれません。漫画「サザエさん」の原作者・長谷川町子さんは,幼少時から旧制福岡高等女学校(現・福岡県立福岡中央高等学校)2年生の1933年(昭和8年)まで福岡で過ごしました。
福岡から東京へ転居した長谷川さん一家でしたが,第2次世界大戦中の1944年(昭和19年),疎開先として再び福岡市へ住まいを移します。終戦後,長谷川町子さんは,かつての百道(ももち)の海岸(現在の早良区百道・西新)を散歩しながら,サザエ,カツオ,ワカメなどの登場人物を発案したそうです。
 こうして1946年(昭和21年)から福岡の地方紙「夕刊フクニチ」で漫画「サザエさん」の連載が始まったのです。福岡市そして早良区は,サザエさんが生まれたゆかりの地であり,長谷川町子さんとの関わりが深いまちです。

■早良区「サザエさん通り」の誕生
 今から20年前の1995年(平成7年),かつての百道の海が埋め立てられ新しいまち「シーサイドももち」が誕生し,早良区のまちなみが大きく変化していたころ,「住みよい早良区市民会議」というこれからのまちづくりを考える市民有志の集まりが発足しました。
 その中で,かつての百道の海岸が漫画「サザエさん」発案の地であることから,「サザエさんを生かした早良区のPRとまちづくりについて」をテーマに,研究やフィールドワークを重ねた仲間が集まり「サザエさんの会」が発足しました。
 「サザエさん」が好き,「サザエさん」をまちづくりに生かしたという思いで集まった私たちは,途中,目に見える成果を得られず思い悩んだ時期もありましたが,継続して集まり地道に活動を続けていました。
 2007年(平成19年),地域の皆さんによる「サザエさん」のふるさとづくりの活動が再び起こり,往時の海岸線であった磯野広場(早良区西新6丁目)に「サザエさん発案の地」記念碑が設置されました。 その後も活動は続き,2012年(平成24年)5月27日に,福岡市早良区西新の脇山口交差点からシーサイドももち海浜公園までの1.6キロの市道が「サザエさん通り」と命名されました。
 地域の皆さんの熱意はもちろんのこと,漫画「サザエさん」の著作権を有する長谷川町子美術館や,すでに「サザエさん通り」がある東京都世田谷区桜新町商店街の皆さんのご厚意もあっての,早良区「サザエさん通り」誕生だったのです。

■「サザエさん通り」を生かしたまちづくり
  通り誕生以降,通り名のプレート設置や,地元校区行事での「サザエさん通り」にちなんだ企画,通りに近い西新商店街と東京・桜新町商店街との交流,そして,「サザエさん通り」をまちづくりにどう生かすかをテーマにしたワークショップの開催など,さまざまな取り組みが始まりました。
 こうした中,2013年(平成25年)12月,「サザエさん通り」近隣の校区自治協議会や商店街,企業,学校,市民団体などの協力のもと,地域と行政の“共働”で取り組むまちづくりのビジョンを示した「『サザエさん通り』構想」がとりまとめられました。この構想では,「まち全体がサザエさん一家」という目指す姿を掲げ,「サザエさん通りウィーク(イベント集中開催・PR展開)の実施」といったソフト面のまちづくり方針や,「通りのつながり感,シンボル性を高める」といったハード面のまちづくり方針を示しています。
 この方針にもとづく様々な担い手による事業の連携を強めて効果を上げるため,校区自治協議会・商店街・企業・学校・市民団体・行政などが情報共有や役割分担をして,“共働”していく体制として「『サザエさん通り』を生かしたまちづくり推進協議会」が設立され,私たち「サザエさんの会」もその一員に加わりました。
 協議会ができてまず取り組んだのが,「サザエさん通り」の名前と場所を多くの方に知ってもらうこと。脇山口交差点の大型看板を皮切りに,皆さんをお迎えするバナーや案内サインなどが通りの各所に設けられ,地元の皆さんや観光客の方に親しまれていました。
 今回被害にあったのは,そうした取り組みの一つとして,今年3月にお目見えしたばかりのサザエさんのシルエット像です。

プロジェクトの達成目標/創出効果/成果物

■自分たちにもできることを
 壊されたサザエさんの像は,早良区役所が設置したものです。発見された7月の時点で,区役所では模倣犯を懸念して被害について広報をしませんでした。しかし,翌月,報道各社がこの事件を取り上げ,多くの方の注目を集めました。
 報道を見た大勢の方から,「ひどいことをする」「何で壊す必要があるのか」といった声を聞きました。とても残念な事件ではありますが,「サザエさん通り」への関心を集めたことも事実です。
言い方は悪いかもしれませんが,放っておいても,いずれ区役所が壊されたサザエさん像を再建するものと思います。しかし,私たちは,自分たちにも何かやれることはないか,せっかく集まった関心を生かす道はないかと考え,サザエさん像再建のための募金活動を思い立ち,「サザエさん通り」を生かしたまちづくり推進協議会の取り組みとして募金活動を行うことになりました。
 今回の募金活動の目的として,サザエさん像の一刻も早い再建が第一ではありますが,こうした事件の再発を防ぎたいとの思いも強く持っています。

■幅広く,世代を超えて
 何故今回のような事件が起きたのか。犯人は未だ捕まっていませんが,ひょっとすると明確な意図というほどのものもなく,人目につかない所での悪ふざけが度を過ぎただけかもしれません。けれど,20年にわたってサザエさんへの思いを抱き続けてきた私たちにとっては大きな事件でした。
 再発防止のためには,防犯カメラの設置といった物理的手段も考えられるでしょう。そうした対応策ももちろん必要でしょうが,いかに大切にしているかという,人々の想いが抑止力にならないかとも思います。
 募金をお寄せいただいた方には,サザエさん像や「サザエさん通り」に対して,これまで以上に愛着を感じてもらえるのではないか。また,多くの方に賛同を得られること,即ち,多くの方々によって見守られている,地域の皆さんに大切にされているという事実そのものが,再発防止につながるのではないかと考えています。
 早期再建のため,できるだけ短い期間でいかに多くの方の賛同を得るかということも重要ですが,将来にわたって,「サザエさん通り」が愛され続けるためには幅広い世代に共感してもらうことが課題と考えています。
 様々な方に協力していただける機会を増やすため,口座振り込みなど通常の募金方法だけでなく,LOCAL GOOD FUKUOKAさんへの掲載をお願いしました。
報道機関へのプレスリリースや区役所のホームページなどを通じて,広く呼び掛けていきます。

■地域の宝を地域の力で守る
 区役所によれば,壊された像の製作費は30万円強とのこと。その半分以上は地域の力でとの思いから,最低額(目標額)を20万円としました。
 お寄せいただいた募金は,早良区役所に寄付し,サザエさん像の再建に役立ててもらいます。新たにお目見えするサザエさん像は,多くの方の想いに支えられ,再発防止のシンボルになるものと思います。
 この募金活動を通じて「サザエさん通り」のファン・サポーターがさらに増えること,「地域の宝は地域で守る」という意識が浸透すること,そして,明るく・元気で・人情味が厚い「サザエさん」の世界観そのままに,「まち全体がサザエさん一家」となることを願っています。

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